2015-01-24

I will marry Sayaka. (Japanese Version)

私はさやかを結婚します。 (誤) I will marry Sayaka.
私はさやかと結婚します。 (正) I will marry Sayaka.

目的語に対する感覚は英語と日本語で異なります。例えば、太郎と花子が結婚する場合、“Taro marries Hanako” とも言えますし、“Hanako marries Taro” とも言えます。太郎と花子の関係は対等(等価)です。日本語の場合、ある行為に関して等価な2者の一方を主語とする文を作るとき、もう一方は目的語とはなりません。このため、目的語を示す格助詞「を」ではなく、共同行為の相手を表す格助詞「と」を使います。

私はさやかを会います。 (誤) I will meet Sayaka.
私はさやかと会います。 (正) I will meet Sayaka.


「話す」という動詞なら、英語話者が間違うことはありませんね。

私はさやかを話します。 (誤) I will talk with Sayaka.
私はさやかと話します。 (正) I will talk with Sayaka.

日本語では、直接目的語と間接目的語は格助詞で区別します。動作主によって直接の影響を受ける客体は直接目的語であり、格助詞「を」が使われます。動作主によって間接的な影響を受ける客体は間接目的語であり、格助詞「に」が使われます。授受表現を例にとると、渡す「もの」は直接目的語であり、渡す「相手」は間接目的語です。

私は山田さんに本をあげました。 I gave a book to Yamada-san.

授受表現はわかりやすい例ですが、次の例は間違いやすいと思います。

私はさやかを感謝しています。 (誤) I thank Sayaka.
私はさやかに感謝しています。 (正) I am thankful to Sayaka.
私は辞書に参照する。 (誤) I refer to the dictionary.
私は辞書を参照する。 (正) I refer to the dictionary.

「参照する」は「見る」に近い動詞です。このため、「辞書」は直接目的語となり「を」が使われます。

(補足)
鳥は空を飛ぶ。 Birds fly in the sky. (Birds traverse the sky.)
くじらは海を泳ぐ。 Whales swim in the sea.
車は道路を走る。 Cars run on the road.

「を」は上のような場合にも用いられます。この使い方には様々な説明が試みられていますが、私は、「鳥」が「飛ぶ」という動作によって「空」に直接的な影響を与えていると考えるから「を」を使うのだと説明したい。「くじら」や「車」も、「海」や「道路」に直接的な影響を及ぼしていると考えるわけです。


English Version
http://meadowlake001.blogspot.jp/2015/01/i-will-marry-sayakajapanese-version.html

全部の投稿が見られるサイトはこちらです。
http://tinyurl.com/p94ujhz

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