2015-01-11

Why do a lot of sentences have です at the end? (Japanese Version)


なぜ日本語は「です」で終わる文が多いのでしょうか?

日本語の教科書には「です」で終わる文がたくさん掲載されています。このことに疑問を持った学習者の方がおられたので、私なりの説明をしたいと思います。

日本語の文は述語によって名詞文、形容詞文、動詞文の3つに分類できます。

(A) 犬は動物だ。 Dogs are animals. –名詞文
(B) 犬は強い。 Dogs are strong. –形容詞文
(C) 犬はほえる。 Dogs bark. –動詞文

名詞で終わるのが名詞文、形容詞で終わるのが形容詞文、動詞で終わるのが動詞文です。ただし、名詞文には助動詞の「だ」が必要です。「犬は動物」でも良さそうですが、やや不安定な感じがします。なぜ不安定かと言われると案外困るのですが、肯定文か否定文か判然としないという理由をあげることができます。つまり、このままですと「犬は動物だ」と言いたいのか、「犬は動物ではない」と言いたいのか決定していません。

上記の文はいずれも常体(普通体)ですが、日本語には敬体(丁寧体)という文末形式があります。以下の(D)、(E)、(F)です。

(D) 犬は動物です。 Dogs are animals. --名詞文(敬体)
(E) 犬は強いです。 Dogs are strong. –形容詞文(敬体)
(F) 犬はほえます。 Dogs bark. --動詞文(敬体)

日本語の日常会話において常体の使い方は敬体に比べて格段に難しい。常体はTPOをわきまえずに使うと失礼にあたるからです。当然、日本語教科書は「安全な」敬体からスタートしまので、「です」で終わる文ばかりたくさん並んでいるという印象になるのです。


English Version
http://meadowlake001.blogspot.jp/2014/09/why-do-lot-of-sentences-have-at-end.html

No comments:

Post a Comment